劇団青年座第253回公演 『同盟通信』

劇団青年座第253回公演
『同盟通信』

同盟通信社は、新聞聯合社(聯合)と日本電報通信社(電通)が合併して1936年に発足した。同年12月の同盟通信の西安事件のスクープは、通信記者たちを大いに勇気づけた。と同時に、迫りくる戦争の足音が不吉な予感を漂わせる。翌1937年、盧溝橋事件をきっかけに日中戦争が勃発。この頃から同盟通信は陸軍と密接な関係を持つようになっていく。そして現場の記者たちは「報道」と「宣伝」の間で激しい葛藤を繰り返す。外電を傍受した記者たちは日本の先行きを危惧し、海外の情報を武器に戦うのだが、ついに対米開戦が決定されてしまう。やがて同盟通信は、国策の為に国民を扇動する宣伝機関に堕ちていった。「報道」か「宣伝」か…戦時下の通信記者の視点から戦争報道の真実を描く。

作=古川健 演出=黒岩亮

キャスト
平尾仁、山賀教弘、石母田史朗、小豆畑雅一、松川真也、高松潤、嶋田翔平、小磯聡一朗、松平春香、野邑光希

<公演日・開演時間>
10月13日(金)19:00
10月14日(土)14:00
10月15日(日)14:00
10月16日(月)14:00
10月17日(火)19:00
10月18日(水)19:00
10月19日(木)14:00☆
10月20日(金)19:00
10月21日(土)14:00
10月22日(日)14:00☆

☆日本語音声ガイドあり(10/19、22/要予約) ガイドナレーター:尾身美詞
・台本事前貸出 ・受付での筆談対応 ・車いす対応 ・介助者1名無料

会場:新宿シアタートップス

青年座のみ取り扱いチケット(全席指定):
U30(30歳以下):3,000円
U18(18歳以下):1,800円
グループ割引(同一日4名):16,000円

お申し込み・お問い合わせ:
劇団青年座
TEL 03-5478-8571
Mail info@seinenza.com
HP http://seinenza.com